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OHSAS18001は、BS 8800という英国規格のベースをもとに約30ヶ国の審査登録機関、標準団体等が集まって1999年に発行された労働安全衛生マネジメントシステムの国際的な認証対象規格です。労働安全衛生( Occupational Health & Safety = OHS )マネジメントシステムは、従業員及び関連する第三者の安全・衛生・健康面の管理を、企業経営の一環としてより大きな体系的枠組みに取り入れることにより、その組織を健全・円滑に運営することを実現するための規格です。OHSAS18001には、適用される関連法規制を順守しながら、継続的に組織の OHSの状況を改善していくためのプロセスが組み込まれています。
ヒヤリハットとは、事故や災害には至らなかったが、当事者や周囲の人々がヒヤリとした・ハッとした経験のことをさします。このヒヤリハットを収集分析することで、危険要因を事前に察知し、対策を施すことができます。OHSAS18001を導入することにより組織全体でヒヤリハットの対策を実施することが可能になります。
現時点において、OHSAS18001規格はISO化されてはいませんが、ISO9001及びISO14001との対照表がOHSAS18001の付属書 Aという形で発表されています。マネジメントシステムとしての基本的な要件は、ISO規格と整合性が図られています。最近では、同時に複数の規格のシステムを構築し審査を受ける企業が少なくありません。
文書審査(マニュアルを提出するのみ)、1次審査(ルール設定状況確認:現地訪問審査)、2次審査(ルールの実施状況確認:現地訪問審査)を受ける必要があります。審査機関は、国内に約多数あり、そのいずれかを選んで審査を受けることになります。
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