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コラム

生かすも殺すも、自己責任

 ここで、最も基本的で重要な情報をお伝えしておきます。ISOを取る前の方はもちろん、取った後の方もしっかりと“次の2行の文章”を認識してほしいのです。

ISOあくまで自主基準です! ルールは厳しく設定するも甘く設定するも自由です! 従って都合の悪いルールは自分達でいくらでも改定できます!

 しつこいと思われるでしょうが、もう一度言わせて下さい。

 ISOあくまで自主基準です! ルールは厳しく設定するも甘く設定するも自由です! 従って都合の悪いルールは自分達でいくらでも改定できます!

 お分かりいただけたでしょうか? ということは・・・です。そもそも『面倒臭い』とか『負担だ』とか『やりたくない』などという意見が出ること自体おかしいのです。『面倒臭い』なら『面倒臭くない』ルールに変えれば良いだけの話です。自由に変えられるのですから(もちろん、法令等の要求事項に触れるようなルール設定はできませんが、それ以外はほぼ自由裁量です)。

 ISOは要求します。『PDCAサイクルを廻せ!』と。PDCAサイクルとは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACT(見直し・改善)の頭文字を取ったもので、ISOの基本的なシステムのことです。簡単に述べると、(P)まずルールを設定する、(D)その通りに実行する、(C)効果的かどうか自己チェックする、(A)役に立つように改善する、ってことです。

 だとすると、一時的には『面倒だ』『負担だ』という意見が出たとしても、必然的にいつかは改善されるはずで、『面倒だ』『負担だ』という声がいつまでも消えない会社があるとすれば、それは不平を発信しているだけで誰も改善活動に動き出していない証拠です。ISOが悪いのではなく、ISOの仕組みを使っていないだけの話です。

 不満を述べるな、と言っているわけではありません。逆にどんどん言うべきです。『面倒だ』『負担だ』『やりたくない』という声は、ISOのシステムにとって非常に貴重な情報ですから。遠慮なく発信すべきだし、決して『黙ってやれ!』などと上から押さえつけるようなことをしてはいけません。『面倒だ』『負担だ』『やりたくない』という意見を可能な限り拾い上げて、それをいかに改善に結びつけるかが最も重要なポイントなのです。

ISOは元々自己管理のためのツールで、1年に1回の外部審査は健康診断みたいなものです。自己管理なのですから、不都合が発生すれば当然自己責任です。改善するも放置するも最終的には組織が責任を負います。道具(ISO)は使わなければ錆びていきます。生かすも殺すも組織次第なのです。

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